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スキンケアは数字が大きいほど良い?美容液の選び方をわかりやすく解説

Author: Eat Well · Feel Well · Live Well Editorial Team

スキンケアは数字が大きいほど良い?

SNSや韓国コスメで見かける「70+」「80+」「100+」という数字。

「数字が大きいほど効果が高そう」と感じる方も多いのではないでしょうか。

しかし実際には、数字だけでスキンケアの良し悪しを判断することはできません。

大切なのは、自分の肌悩みに合った成分を選ぶことです。

この記事では、美容成分の役割と選び方をわかりやすく紹介します。


数字が大きいほど良いわけではない

美容液やクリームに書かれている数字は、主成分の配合量や濃度をイメージしやすくするために使われていることがあります。


たとえば、植物エキスが70%配合されている商品もあれば、ナイアシンアミド10%、アゼライン酸15%のように、成分濃度を前面に出している商品もあります。

ただし、ここで覚えておきたいのは、70%が10%より優れている、という単純な話ではないということです。


成分には、それぞれ適した濃度があります。高濃度であるほどよい成分もあれば、低濃度でも十分に働く成分、濃度が高すぎると刺激を感じやすい成分もあります。

スキンケア選びで大切なのは、数字の大きさではなく、次の4つです。


  • 今の肌悩みに合っているか

  • 自分の肌質に合っているか

  • 毎日続けやすいか

  • 刺激を感じにくい処方か

では、代表的な美容成分を肌悩み別に見ていきましょう。


美容成分を肌悩み別


乾燥・バリア機能が気になる

セラミド

セラミドは、肌のうるおいを守るために欠かせない成分です。

肌の表面には、外部刺激から肌を守るバリア機能があります。このバリア機能が乱れると、乾燥しやすくなったり、肌が敏感に傾いたり、スキンケアがしみやすくなることがあります。

セラミドは、肌のうるおいを抱え込み、乾燥から守るサポートをしてくれる成分です。

特に40代以降は、肌の乾燥を感じやすくなるため、まず取り入れたい成分のひとつです。


向いている肌

  • 乾燥しやすい

  • 肌がつっぱる

  • 季節の変わり目に肌がゆらぎやすい

  • スキンケアがしみることがある

  • 肌のバリア機能を整えたい

使い方のポイント

セラミドは、化粧水よりも美容液や乳液、クリームで取り入れると使いやすい成分です。

朝晩どちらにも使いやすく、レチノールやビタミンCなど刺激を感じやすい成分を使う前の土台作りにも向いています。

シミ・くすみが気になる

ビタミンC誘導体

ビタミンC誘導体は、明るい印象の肌を目指したいときに選ばれることが多い成分です。

肌のくすみ、毛穴の目立ち、皮脂によるテカリなど、複数の悩みにアプローチしやすいのが特徴です。

ただし、ビタミンC系の成分は、人によっては乾燥や刺激を感じることがあります。そのため、敏感肌の方や乾燥が強い時期は、まず低刺激タイプから試すのがおすすめです。

向いている肌

  • 肌のくすみが気になる

  • 明るい印象の肌を目指したい

  • 毛穴の目立ちが気になる

  • 皮脂によるテカリが気になる

  • 朝のスキンケアに透明感ケアを入れたい

使い方のポイント

ビタミンC誘導体は朝にも使いやすい成分ですが、日中に使う場合は日焼け止めとセットで使うのが基本です。

乾燥しやすい方は、ビタミンCのあとにセラミドや保湿クリームを重ねると、肌が安定しやすくなります。

トラネキサム酸

トラネキサム酸は、くすみや色ムラが気になる肌に使われることが多い成分です。

「肌全体を明るく見せたい」「均一な印象に整えたい」という方に向いています。

ビタミンC誘導体がやや刺激に感じる方でも、トラネキサム酸は比較的取り入れやすい場合があります。

向いている肌

  • くすみが気になる

  • 肌の色ムラが気になる

  • 透明感のある印象を目指したい

  • 穏やかな美白系ケアを取り入れたい

  • 敏感肌でも明るさケアをしたい

使い方のポイント

トラネキサム酸は、朝晩どちらにも使いやすい成分です。

ビタミンC誘導体やナイアシンアミドと組み合わせた商品も多く、くすみケアを継続したい方に向いています。

ハリ・小ジワが気になる

レチノール

レチノールは、年齢肌のケアで人気の高い成分です。

ハリ不足、毛穴の目立ち、乾燥による小ジワなどが気になる方に選ばれることが多く、40代以降のスキンケアでも注目されています。

ただし、レチノールは効果感を期待される一方で、刺激を感じやすい成分でもあります。赤み、乾燥、皮むけのような反応が出ることもあるため、最初から高濃度を選ぶ必要はありません。

向いている肌

  • ハリ不足が気になる

  • 毛穴のたるみが気になる

  • 乾燥による小ジワが気になる

  • 年齢に応じたケアを始めたい

  • 肌のなめらかさを整えたい

使い方のポイント

レチノールは、最初は週1〜2回、夜のケアから始めるのがおすすめです。

いきなり毎日使うのではなく、肌の様子を見ながら少しずつ回数を増やします。

また、レチノールを使う日は、AHAやサリチル酸など角質ケア成分との併用は避けた方が安心です。

翌朝は必ず日焼け止めを使いましょう。

毛穴・皮脂が気になる

ナイアシンアミド

ナイアシンアミドは、非常に使いやすい万能型の美容成分です。

毛穴、くすみ、ハリ不足、乾燥による小ジワなど、複数の悩みに対応しやすいため、40代以降のスキンケアにも取り入れやすい成分です。

刺激が比較的少ないものが多く、レチノールよりも始めやすい印象があります。

向いている肌

  • 毛穴の目立ちが気になる

  • 肌のくすみが気になる

  • ハリ不足が気になる

  • 皮脂バランスを整えたい

  • 何から始めればいいかわからない

使い方のポイント

ナイアシンアミドは、朝晩どちらにも使いやすい成分です。

セラミドと組み合わせれば保湿とバリアケアに、レチノールと組み合わせれば年齢肌ケアに、ビタミンC誘導体と組み合わせれば明るい印象の肌を目指すケアに使えます。

迷ったときに選びやすい、バランスのよい成分です。



赤み・皮脂バランス・ニキビが気になる肌に

アゼライン酸

アゼライン酸は、皮脂バランスや肌の赤みが気になる方に人気の成分です。

テカリやすい肌、ニキビができやすい肌、頬の赤みが気になる肌に選ばれることがあります。

比較的穏やかな印象のある成分ですが、濃度によっては刺激を感じることもあります。

向いている肌

  • 皮脂が多い

  • テカリやすい

  • ニキビができやすい

  • 赤みが気になる

  • 毛穴詰まりが気になる

使い方のポイント

アゼライン酸は、最初は少量から使うのがおすすめです。

乾燥している肌にいきなり使うと刺激を感じることがあるため、セラミドや保湿クリームと組み合わせると取り入れやすくなります。

古い角質・ごわつきが気になる

AHA

AHAは、古い角質をやさしく取り除くために使われることが多い成分です。

肌がごわついて化粧水が入りにくい、ファンデーションがきれいにのらない、肌がくすんで見える、というときに向いています。

ただし、角質ケアはやりすぎると乾燥や刺激につながります。

向いている肌

  • 肌がごわつく

  • ざらつきが気になる

  • 化粧ノリが悪い

  • くすんで見える

  • 角質ケアを取り入れたい

使い方のポイント

AHAは毎日使うより、週1〜2回のスペシャルケアとして取り入れるのがおすすめです。

レチノールやビタミンCと同じ日に使うと刺激を感じることがあるため、肌が弱い方は別の日に分けると安心です。


酵素

酵素も、古い角質や毛穴汚れをケアしたいときに使われる成分です。

酵素洗顔や酵素パウダーとして見かけることが多く、ざらつきや毛穴の詰まりが気になる方に向いています。

AHAよりも洗い流すタイプの商品が多いため、取り入れやすい反面、洗いすぎには注意が必要です。

向いている肌

  • 毛穴汚れが気になる

  • 肌がざらつく

  • くすみが気になる

  • 洗顔後のつるんとした感触が好き

  • 角質ケアを穏やかに始めたい

使い方のポイント

酵素洗顔は、毎日ではなく週1〜2回程度から始めるのが無難です。

使用後は肌が乾燥しやすくなることがあるため、すぐに保湿を行いましょう。


ニキビ・毛穴詰まりが気になる肌に

サリチル酸

サリチル酸は、皮脂や毛穴詰まりが気になる肌に使われることが多い成分です。

ニキビができやすい肌、黒ずみ毛穴、皮脂の多いTゾーンなどに向いています。

ただし、乾燥肌や敏感肌の方には刺激を感じやすいこともあるため、使う範囲や頻度に注意が必要です。

向いている肌

  • ニキビができやすい

  • 毛穴詰まりが気になる

  • 皮脂が多い

  • Tゾーンがテカリやすい

  • 黒ずみ毛穴が気になる

使い方のポイント

サリチル酸は、顔全体に毎日使うよりも、気になる部分に使う方が取り入れやすい成分です。

乾燥が強い日は無理に使わず、保湿を優先しましょう。


赤み・肌荒れが気になる肌に

アラントイン

アラントインは、肌をやさしく整えたいときに使われる成分です。

肌荒れしやすい方、季節の変わり目に肌が不安定になりやすい方、赤みが出やすい方に向いています。

攻めの美容成分というより、肌を落ち着かせる守りの成分です。

向いている肌

  • 赤みが出やすい

  • 肌荒れしやすい

  • 敏感に傾きやすい

  • 季節の変わり目にゆらぐ

  • 刺激の少ないケアをしたい

使い方のポイント

アラントインは、セラミドや保湿成分と一緒に使うと、ゆらぎやすい肌のケアに取り入れやすくなります。

レチノールやAHAなどを使って肌が敏感に傾いたときにも、守りのケアとして選びやすい成分です。


40代以降の肌には、まずこの3つ

40代以降の肌

美容成分はたくさんありますが、40代以降の肌でまず意識したいのは、次の3つです。

1. セラミド

乾燥しやすい肌の土台を整える成分です。

肌が乾いていると、どんな美容成分を重ねても刺激を感じやすくなります。まずはうるおいを守るケアが基本です。

2. ナイアシンアミド

くすみ、毛穴、ハリ不足など、複数の悩みに対応しやすい成分です。

年齢とともに肌悩みがひとつではなくなってきた方に向いています。

3. レチノール

ハリや小ジワ、毛穴のたるみが気になる方に人気の成分です。

ただし、最初から強いものを使うのではなく、低濃度からゆっくり始めることが大切です。


成分は「攻め」と「守り」で考える

スキンケア成分は、攻めの成分と守りの成分に分けて考えると選びやすくなります。


守りの成分

  • セラミド

  • アラントイン

乾燥や肌荒れを防ぎ、肌を安定させたいときに向いています。

攻めの成分

  • レチノール

  • ビタミンC誘導体

  • AHA

  • サリチル酸

ハリ、くすみ、毛穴、角質などに積極的にアプローチしたいときに使います。

バランス型の成分

  • ナイアシンアミド

  • アゼライン酸

  • トラネキサム酸

比較的取り入れやすく、複数の肌悩みに対応しやすい成分です。


数字ではなく、肌に合う成分を選ぶ

スキンケアに書かれている数字は、商品を選ぶときの目安にはなります。

けれど、数字が大きいからといって、自分の肌に合うとは限りません。

大切なのは、

  • 肌悩みに合う成分を選ぶこと

  • 刺激を感じにくいものから始めること

  • 保湿を土台にすること

  • 使いすぎないこと

  • 続けられるケアを選ぶこと

です。

話題の商品や大きな数字に惹かれる前に、まずは自分の肌をよく見ること。

肌に合う成分を丁寧に選ぶことが、毎日のスキンケアを心地よく続ける一番の近道です。



Editor’s Note

スキンケアは、数字が大きいほど良いものに見えることがあります。

けれど、肌にとって大切なのは「濃度の高さ」だけではありません。今の肌状態に合っているか。毎日心地よく使えるか。刺激にならず、続けられるか。

美容成分は、強ければ良いものではなく、肌との相性を見ながら選ぶものです。

この記事では、話題の数字に惑わされず、セラミド、ナイアシンアミド、レチノール、ビタミンC誘導体など、代表的な美容成分の特徴をわかりやすく整理しました。

自分の肌に必要なものを知り、無理なく続けられるスキンケアを選ぶための小さな手引きになれば嬉しいです。


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