【イギリス・ロンドン】バッキンガム宮殿から歩く、メイフェア半日街歩き|英国ラグジュアリーを巡る
更新日:8月7日
著者:Eat Well · Feel Well · Live Well 編集部

ロンドンを訪れるなら、一度は足を運びたいバッキンガム宮殿。その周辺には、英国らしい歴史や文化、そして洗練されたライフスタイルを感じられるスポットが点在しています。
今回ご紹介するのは、バッキンガム宮殿からメイフェアへ向かう約3〜4時間の街歩きコースです。
王室ゆかりの景観から始まり、格式あるホテル、老舗百貨店、アート、歴史あるアーケード、そして美しいショーウィンドウまで。ロンドンならではのラグジュアリーな街並みを、ゆっくり歩きながら楽しめます。
観光名所を効率よく巡る旅も魅力的ですが、街の表情を感じながら歩く時間は、旅をより豊かなものにしてくれるでしょう。

📍 Buckingham Palace → The Ritz London → Fortnum & Mason → Royal Academy of Arts → Burlington Arcade → Asprey
1. Buckingham Palace|ロンドンを象徴する王室のランドマーク

Buckingham Palace gates © Royal Collection Enterprises Limited 2026 | Royal Collection Trust. Photograph: Andrew Holt
バッキンガム宮殿は、ロンドンを代表するランドマークのひとつであり、英国君主のロンドンにおける公邸です。国家的な式典から象徴的な衛兵交代式(Changing the Guard)まで、長年にわたり英国王室の伝統の中心的な舞台となってきました。
今回の散策ルートは、バッキンガム宮殿の外観を楽しむところから始まり、グリーン・パークを抜けてメイフェアへと続きます。ステート・ルームは年間の特定期間に一般公開されていますが、このルートでは宮殿の壮麗な外観と周辺エリアを楽しむことに重点を置いています。時間に追われず、ロンドン中心部を半日ほどゆっくり歩きたい人にもおすすめのコースです。
衛兵交代式を見学したい場合は、開催日や時間が年間を通して変わるため、訪問前に公式スケジュールを確認しておきましょう。見やすい場所を確保したい場合は、少し早めに到着するのがおすすめです。
Editor’s Tip|王室ゆかりのランドマークから、グリーン・パークとメイフェアの洗練された街並み、歴史あるショップ、文化施設へと景色が移り変わっていく——その流れそのものが、ロンドン中心部を歩く大きな魅力のひとつです。
次のスポット
The Ritz LondonBuckingham PalaceからGreen Parkを通り、徒歩約10〜15分を目安に向かいます。
2. The Ritz London|時代を超えて愛される英国の名門ホテル

バッキンガム宮殿からGreen Park沿いを歩くと、ロンドンを代表するラグジュアリーホテルの一つ、The Ritz Londonが姿を現します。
1906年の開業以来、王室関係者や各国の要人、著名人を迎えてきたこのホテルは、華やかなピカデリーの街並みの中でもひときわ存在感を放っています。フランス古典様式の優雅な外観は、ロンドンを訪れたら一度は目にしたい建築の一つです。
宿泊しなくても、ホテル前から建物を眺めたり写真を撮ったりするだけで、その歴史と格式を感じることができます。時間に余裕があれば、世界的に知られるアフタヌーンティーを楽しむのも、この街歩きならではの体験です。
Editor's Tip|午前中は比較的人通りが少なく、建物全体を撮影しやすい時間帯です。Green Parkの緑を背景にすると、ロンドンらしい一枚が撮影できます。
徒歩約2分
3. Fortnum & Mason|英国の食文化に触れる老舗百貨店

The Ritz Londonからピカデリーを東へ歩くと、1707年創業のFortnum & Masonがあります。
紅茶やビスケット、ジャム、チョコレートなど、英国を代表する食品が並ぶフードホールは、世界中の旅行者に親しまれています。王室御用達(Royal Warrant)としても知られ、お土産選びにも人気のスポットです。
館内には食品だけでなく、テーブルウェアやギフト、季節ごとのディスプレイなども並び、英国らしいライフスタイルを感じられます。ショッピングを目的としなくても、美しくディスプレイされた店内を歩くだけで楽しめる場所です。
Editor's Tip|お土産を購入するなら、街歩きの最後ではなく、このタイミングがおすすめです。ホテルへ戻る途中に立ち寄る場合は、荷物の量も考えて計画すると快適に散策できます。
4. Royal Academy of Arts|芸術と建築に触れる、ロンドン屈指の文化空間

https://www.royalacademy.org.uk/ (Burlington House内 General Assembly Room)
Fortnum & Masonから徒歩約2分。ピカデリー沿いに建つRoyal Academy of Artsは、1768年創設の英国を代表する芸術機関です。
歴史あるバーリントン・ハウスを拠点に、年間を通して企画展や現代アートの展示が開催され、多くのアーティストや芸術愛好家が訪れます。
館内の展示はもちろん魅力ですが、建物のファサードや中庭を眺めながら歩くだけでも、ロンドンらしい落ち着いた雰囲気を感じられる場所です。旅の途中で少し足を止め、街の空気をゆっくり味わう時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
Editor's Tip|展示内容は季節ごとに変わります。興味のある企画展が開催されているか、訪問前に公式サイトで確認するのがおすすめです。
徒歩約1分
5. Burlington Arcade|200年以上愛される、美しいショッピングアーケード

Royal Academy of Artsのすぐ近くにあるBurlington Arcadeは、1819年に開業したロンドン最古級のショッピングアーケードです。
ガラス屋根から差し込む自然光、整然と並ぶブティック、そして静かな石畳の通路。ここでは買い物だけでなく、「歩くこと」そのものが特別な体験になります。
ラグジュアリーブランドや老舗専門店が軒を連ね、ショーウィンドウを眺めながらゆっくり歩くだけでも、メイフェアらしい上質な時間を過ごせます。
Editor's Tip|アーケードは天候に左右されにくく、雨の日の街歩きにもおすすめです。ガラス屋根から入る柔らかな光は、写真撮影にも適しています。
6. Asprey|Bruton Streetで出会う、英国ラグジュアリーの伝統

Burlington Arcadeを後にしてメイフェアの街を進むと、Bruton Streetに英国を代表するラグジュアリーハウス、Aspreyの旗艦店があります。現在の店舗は36 Bruton Streetにあり、ブランドのジュエリーやシルバーウェア、レザーグッズなどを一つの空間で楽しめる場所です。
Aspreyは、1862年にヴィクトリア女王から、旅行鞄やライティングケースなどに対するロイヤルワラントを授与されました。その後も英国王室との関係を築き、伝統的な職人技と現代的なデザインを結びつけてきました。
Bruton Streetの店舗では、商品を購入することだけが目的ではありません。素材の選び方、ディスプレイ、建物の雰囲気まで含めて、英国ラグジュアリーが大切にしてきた美意識に触れられます。バッキンガム宮殿から始まった今回の街歩きを締めくくる場所としても、自然な流れになるでしょう。
Editor’s Tip|店舗は落ち着いて商品を見るための空間です。訪問前に営業時間を確認し、特定の商品やビスポークサービスに関心がある場合は、事前予約を検討すると安心です。
Editor’s Note
Royal Academy of Artsでは、企画展だけでなく、Burlington Houseに残る歴史的な「Fine Rooms」も見どころの一つです。写真はその一室であるGeneral Assembly Room。華やかな装飾天井やシャンデリア、歴代会員の肖像画が並ぶ空間からは、英国芸術界の伝統と格式を感じることができます。




