ミント科の一年生または二年生の草本植物で、東アジアを中心に広く栽培されています。日本や韓国では古くから栽培され、料理や薬用などの用途で利用されてきました。
高さが30〜150cmほどの草本で、花は小さな花序を形成し、白色や紫色の花を咲かせます。花期は夏から秋にかけてで、蜂や蝶などの昆虫によって受粉されます。
えごま茶とは?効果と効能を紹介!
えごまには多くの栄養素が含まれており、その効果や効能が注目されています。健康維持や美肌効果、抗酸化作用など以下の効果や効能が期待できます。
健康維持
エゴマにはビタミンEやオメガ-3脂肪酸などの抗酸化物質が含まれており、細胞の酸化を抑えることで健康維持に役立ちます。
血液循環の改善
エゴマには血液をサラサラにする効果があり、血液循環を改善し、動脈硬化の予防に効果的です。
美肌効果
ビタミンEやオメガ-3脂肪酸が肌の健康をサポートし、美肌効果があります。
抗酸化作用
エゴマには抗酸化作用があり、活性酸素を除去することで細胞の老化を防ぎます。
胃腸の調子を整える効果
エゴマには食物繊維が豊富に含まれており、腸の動きを促進し、便秘の解消に効果的です。
ストレス緩和
エゴマに含まれるリグナンという成分には、ストレスを緩和する効果があります。
エゴマ茶に含まれるビタミンEやオメガ-3脂肪酸は、健康維持に効果的な成分として知られています。ビタミンEは抗酸化作用があり、細胞を酸化から守り、老化や病気の予防に役立ちます。オメガ-3脂肪酸は血液中の悪玉コレステロールを減少させ、動脈硬化のリスクを低下させる効果もあります。ビタミンB群やミネラルなどの栄養素も豊富に含まれており、免疫力の向上や神経の正常な機能維持など、健康維持に必要な栄養素をサポートします。
健康な体を維持するためには、バランスの取れた食生活や適度な運動が大切ですが、エゴマ茶を飲むことでさらなる健康維持のサポートが期待できます。
えごま茶ってどんな味?
エゴマの葉を使用したエゴマ茶は、独特の風味と爽やかな味わいが特徴的で、温かいお茶やアイスティーとして楽しむことができるため、健康に気遣う方におすすめの飲み物として人気。
エゴマの葉には、エゴマ茶独自の香りや甘みがあり、さっぱりとした後味が楽しめる他、エゴマの葉を使ったエゴマ茶は、香り高くてやさしい味わいが特徴的であり、一般的には苦みや渋みが少なく、さわやかな甘みが感じられます。
また、葉の部分には豊富な栄養素が含まれており、ビタミンやミネラル、ポリフェノールなどが豊富に含まれているため、健康にも配慮した飲み物として人気が。
氷を加えたり、レモンやはちみつを加えることで、さわやかなアイスティーやフレーバーティーとしても楽しむことができますが、温かいお茶として楽しむこともできます。
簡単!おいしい!えごま茶の作り方!
手元にエゴマ茶が用意できない時、ストックしてあるエゴマでも十分にエゴマ茶を作ることは可能です。
エゴマの葉を用意します。新鮮なエゴマの葉を選び、よく洗い、水気をきちんと切ります。
エゴマの葉を湯に入れます。お湯を沸騰させ、エゴマの葉を入れて約2分間煮出します。色が抜けてきたら火を止めます。
エゴマの葉を取り出します。煮出したエゴマの葉を取り出し、茶こしでこして茶を作ります。
そのままでも普段の麦茶や緑茶の代わりにもなりますが、物足りない人は味を調えてみましょう。砂糖やはちみつを加えたり、レモンを搾ってさっぱりとした味わいにもできます。
市販されているエゴマ茶はできるだけオーガニックなものを選ぶようにしましょう。
健康にいい!えごま葉茶の機能性ポリフェノールについて!
エゴマ茶には、エゴマの葉に含まれる機能性ポリフェノールが豊富に含まれています。これにより、様々な健康効果が期待できるのです。
抗酸化作用
エゴマ葉茶に含まれる機能性ポリフェノールは、抗酸化作用があり、体内の活性酸素を除去することができます。これにより、細胞の老化や酸化ストレスを抑える効果が期待されます。
抗炎症作用
エゴマ葉茶に含まれる機能性ポリフェノールには、抗炎症作用があり、炎症を抑える効果があります。これにより、炎症性疾患の改善や予防が期待されます。
血糖値の調節
エゴマ葉茶に含まれる機能性ポリフェノールは、血糖値の上昇を抑える効果があります。これにより、糖尿病の予防や改善が期待されます。
血圧の調節
エゴマ葉茶に含まれる機能性ポリフェノールには、血圧を下げる効果があります。これにより、高血圧の予防や改善が期待されます。
妊婦さんにも安心!ノンカフェインのえごま茶
エゴマが妊婦に良いとされる理由は、栄養素の豊富さ、機能性ポリフェノールの抗酸化作用、そしてノンカフェインであることなどが挙げられます。
エゴマには栄養素が豊富に含まれており、プレママにとって重要な栄養素を含んでいます。例えば、葉酸や鉄、カルシウム、ビタミンEなどが含まれており、妊娠中に必要な栄養素をサポートする役割があります。
また、エゴマに含まれる機能性ポリフェノールには抗酸化作用のある成分が含まれていて、体内の酸化ストレスを軽減する効果があります。妊婦さんは体内の酸化ストレスが増加しやすい傾向があるため、エゴマを摂取することで酸化ストレスを抑えることができると言われています。
ノンカフェインであるため、妊娠中や授乳中のママでも安心して飲むことができます。妊娠中はカフェインの摂取が制限されることがありますので、ノンカフェインのエゴマ茶は妊婦にとって安心して利用できる飲み物として人気があります。
えごまみその作り方
エゴマ茶は健康的な生活をサポートする効果や効能が多くあり、日常的に摂取することで健康維持をサポートすることができます。せっかくですので、ストックしておいて日々摂取できたらいいですね。
材料
エゴマの葉 200g
醤油 100ml
砂糖 50g
みりん 50ml
酒 50ml
作り方
エゴマの葉をよく洗い、水気を切ります。
鍋に水を沸騰させ、エゴマの葉を入れて1分ほど茹でます。茹でることで苦味を抜くことができます。
茹でたエゴマの葉を冷水に取り、水気をしっかりと絞ります。
みりん、酒、砂糖を鍋に入れ、中火で砂糖が溶けるまで加熱します。
溶けた砂糖に醤油を加え、再び中火で混ぜながら加熱します。
醤油が一定の温度になったら、茹でたエゴマの葉を加え、さっと混ぜます。
弱火にして、エゴマの葉がしんなりするまで5分ほど煮込みます。
火を止めて、完全に冷ましてから瓶に入れ、冷蔵庫で1日寝かせます。
1日寝かせたら、完成です。
以上が、エゴマみその作り方です。エゴマの葉を醤油や砂糖、みりんで煮込むことで、濃厚で風味豊かなみそができます。お好みでご飯や野菜などに添えてお楽しみください。
画像は、ニンニクとエゴマを醤油漬けにしたものになります。10年間、お醤油を足し続けているので、これだけで他の調味料はいらないくらいの味に仕上がっています。
醤油に浸かっている葉をご飯と一緒に食べ、なくなったらまた足していくという方法です。
時折ブログも書いています。
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