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精油の禁忌事項

更新日:2023年10月21日


手軽で、ケミカル類を含まない天然の効能を利用して日々手元に置いておくと便利なアロマですが、使い方を間違えてしまうと思わぬ出来事の遭遇してしまうかもしれません。

症状・状況・用途・年齢で少し注意事項が異なり、禁忌事項などもあります。

特別難しい知識をもとに使用するものではありませんが、基本の注意事項を知っておくと便利です。


精油は引火する

精油は引火する可能性があります。精油別に耐熱温度も異なってきますが、火がついてしまってはもともこうもありません。

人気精油の引火点は下記のようになります。


ジュニパー/33℃

サイプレス/37℃

レモンやオレンジなどの柑橘系/43-50℃

ローズマリー/49℃

ティトリー/57℃

ローマンカモミール/58℃

ネロリ/59℃

イランイラン/65℃

パチュリ/65℃

ペパーミント/67-70℃

ラベンダー/75℃

ゼラニウム/77℃

クラリセージ/77℃

サンダルウッド/100℃


引火点温度が低いものは揮発性がよく香りも飛びやすく、引火点温度が高いものは揮発性も少なく分子も重いのです。

逆に10℃以下になってしまうと固まってしまうもの、常温でも使用するたびに拭き取った方が良い精油もあります。


精油の性質として、脂溶性・揮発性・可燃性・液状もしくは半液状・薄黄色または透明色であることから引火点を知っておくと、安心してご利用になれるかと思います。


精油を安全に使用するための注意点

精油を使用する際には下記の事柄に注意してください。


⭐︎原液を直接肌に塗ったり、薄めず原液のまま飲用しないようにしてください。

⭐︎目に入らないように注意

⭐︎精油は可燃性ですので、火のあるところでの使用は避ける

⭐︎高温多湿を嫌がるため、キャップをしっかりと閉めて冷暗ところで保管する

⭐︎子供やペットの手が届かないところでの保管

⭐︎光毒性のある精油は、使用濃度や塗布する場所、使用時間帯に注意してください

⭐︎妊娠初期は精油によるマッサージは控え、芳香浴にとどめる

⭐︎妊娠中期〜後期は通経作用の強い精油を除き、希釈濃度を1%に止めて使用した方が良い

⭐︎高齢の人に対しては通常の希釈濃度の半分の濃度で使用するのが望ましい

⭐︎お年寄りの体の負担にならないように、部分的なテストマッサージをするなど工夫する

⭐︎既往症のある人は、通常の半分の濃度で使用する

⭐︎皮膚アレルギーなどがある場合は事前にパッチテストを行う

⭐︎3歳未満の乳幼児は、芳香浴に限定して使用する

⭐︎3歳以上の場合でも、毒性の低い精油のみの使用で大人が使用する2分の1から4分の1の濃度で使用する

芳香浴とは? 精油を水で希釈し、キャンドルなどで蒸発させ空気中の香りを楽しむことを指します。


妊娠中の精油

安定期に入った頃から精油を使用してのマッサージも可能ですが、あらかじめ使用を控えた方が良い精油を覚えておくと便利です。

なぜ知っておく必要があるのか?

それは、精油にはホルモンを調整したり、分娩を促進したり、通経作用がある成分を含むものもあります。

逆にいうと、出産時に使用するとよい通経作用のある精油や、分娩を促進してくれる精油もあるということです。


妊娠中に避けるべき精油

アンジェリカ・イランイラン・カモミールローマン・クミン・クラリセージ・クローブ・コリアンダー・サイプレス・シダーウッド・シナモンリーフ・ジャスミン・ジュニパー・スパイクナード・スペアミント・セージ・ゼラニウム・タイム・ナツメグ・バジル・パルマローザ・ヒソップ・ヒノキ・フェンネル・ペパーミント・マジョラム・ミルラ・メリッサ・ヤロウ・ラヴィンツァラ・ローズ・ローズマリーには、通経作用、月経促進作用、分娩促進作用、子宮強壮作用が高い為、妊娠中の人にはお勧めできません。


妊娠初期に避けるべき精油

オレンジ・カモミールジャーマン・サンダルウッド・ニアウリ・パイン・ブラックペッパー・ベンゾイン・レモングラス通経作用、月経促進作用、分娩促進作用、子宮強壮作用が高い為、妊娠中の人にはお勧めできません。


その他の症状と注意事項

生理中に避けた方が良い精油

クラリセージ・クローブ・シナモンリーフ・フェンネル・マジョラム・ミルラなどは、通経作用、月経促進作用、分娩促進作用、子宮強壮作用が高い為、月経過多・多量月経の人にはお勧めできません。


低血圧の人が避けた方が良い精油

イランイラン・カモミールローマン・ベルガモット・マジョラム・ラベンダーなどの、鎮静作用のある精油。


高血圧の人が避けた方が良い精油

タイム・ペパーミント・ユーカリ・ローズマリーなどの循環とアドレナリンを促進させる作用のある精油。


てんかん症の人は避けた方が良い精油

シダーウッド・バジル・ヒソップ・フェンネル・ペパーミント・ヤロウ・ユーカリ・ローズマリーなどの刺激性のある精油。


発熱時に避けた方が良い精油

ヒソップ・ヤロウ・ローズマリー


アルコールとの併用を避けた方が良い精油

クラリセージ


3歳以下の幼児が避けた方が良い精油

クローブ・コリアンダー・ジンジャー・タイム・タツメグ・バジル・フェンネル・ペパーミント・メリッサ・ヤロウ・ユーカリ・レモングラス・ローズマリー・ローレル


光毒性があり紫外線を避けた方が良い精油

アンジェリカ・オレンジ・クミン・グレープフルーツ・ベルガモット・マンダリン・ゆず・ライム・レモンなどの柑橘系。柑橘系の精油はラクトン類・クマリン類に分類され、フロクマリンが含むためシミなどの原因となります。


肝臓病の人が避けた方が良い精油

ジュニパー・ブラックペッパーなどはデトックス効果が強いため、肝臓に疾患のある人にはおすすめできません。


子宮がん・子宮内膜症の人が避けた方が良い精油

フェンネルは女性ホルモンに作用し、更年期障害時などには活躍しますが、子宮に疾患のある人にはおすすめしません。


心臓疾患の人が避けた方が良い精油

ペパーミントは、ケトン類という成分が含まれるため神経系統の弱い方、心臓疾患のある方は使用を控えて下さい。


前立肥大の人が避けた方が良い精油

メリッサには、アルデヒド類のシトラール(ゲラニアール)含まれるため使用はお控えください。


緑内障の人が避けた方が良い精油

メリッサには、アルデヒド類のシトラール(ゲラニアール)含まれるため使用はお控えください。


粘膜に刺激が強い精油

タイム・パイン・レモンは刺激が強いため、皮膚が弱い方にはお勧めできませんが、希釈率を工夫したり、他の精油の香り足しなどに使用するのをお勧めいたします。



 

時折ブログも書いています。


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